11ダミー

子連れ離婚の手続きの順番や手順は?別れる前にするべき準備とは?

ここ数回離婚の記事を書いていますが、
いつも思うのは、離婚は男性にとって
も人生の一大事ではあります。

しかし、女性にとっては一大事どころ
『人生最大の危機』でしょうね。

ましてその女性が子連れであったら?

単身であれば自分のことだけを考えれば
よいのですが、幼い子供が入れるとそう
はいきません。

まず子供のことを考えて行動
しなければならないのです。

離婚に際しての手続きや届出も非常に
煩雑になります。

就職一つをとっても
幼い子供がいる場合は
就職先の選択肢がぐっと少なくなります。

そこで今回は、子連れで離婚する時の手
続きとその順番、別れる前の準備などを
調べてみました!

子連れ離婚をする時の手続きとその順番は?

子連れ離婚をする時の手続きは、単身の
場合より数も多く、また面倒なものが多いのです。

以下はその手続きのリストですが、見た
だけでうんざりするような厄介なものが
多いですね。

以下は手続き一覧のリストですが、こち
らは単身・子連れ共通にものです。

やるべき手続きリスト
  1. 事前の各種手続きの確認と準備
  2. 氏と戸籍の決定
  3. 離婚届の提出
  4. 住民票の移動手続き
  5. 転出届の提出(他の市区町村に引越しする場合)
  6. 印鑑登録の変更手続き
  7. 公的身分証の変更手続き
  8. 国民健康保険の加入手続き
  9. 国民年金の変更手続き
  10. 銀行口座、クレジットカードなどの変更
  11. 電気・水道・ガス・電話の変更手続き
  12. 郵便物の転送届

離婚後の手続きとしての最優先は、
期限などがある各市町村への手続きです。

住民票、国民健康保険、国民年金、
公的身分証や印鑑登録などがこれに当たります。

それでは各項目の内容を説明しましょう。

事前の各種手続きの確認と準備

まずは自分の場合にしなければならない
手続きの確認です。

上記のリストには、運転免許証やハース
ポートなど、持っていない人には関係な
い項目もあります。

自分の場合には何が必要なのか
を確認し、届出用紙の取得や提出先
などを調べておきます。

氏と戸籍の決定

氏と戸籍は、自分自身と子供の場合の
双方を予め決めておかねばなりません。

自分の場合は、
旧姓に戻るか婚姻時のままにするか
の選択となります。

子供の場合は、親権をどちらが持つかで変わってきます。

夫側の場合は変更は必要ありませんが、
妻側の場合で旧姓に戻っている時は、
子の氏の変更許可の申し立てを行う必要があります。

又、婚姻時の姓を使う場合は、これも
子の氏の変更許可の申立てが必要です。

離婚届の提出

事前の準備が整えば離婚届の提出となります。

住民票の移動手続き

離婚をして住居が変更になった場合は、
住民票の移動手続きを行わなければなりません。

同じ市区町村に引越しする場合には転居届
他の市区町村に引越しする場合には転出届と転入届
が必要となります。

印鑑登録の変更手続き

印鑑登録は書類に押されている印鑑が
本人のものであるとの証明用です。

印鑑登録も、離婚時には変更手続きが必要です。

姓が婚姻時のままでも、住居が変わる場合も変更の手続きが必要です。

公的身分証の変更手続き

公的身分証とは、
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど
が該当します。

姓名や住所が変更になると無効となり
ますので、忘れずに変更しておきましょう。

国民健康保険の加入手続き

結婚時に配偶者の扶養となっていた場合
は、離婚時を機に抜けることになるので
国民健康保険に加入しなければなりません。

国民健康への加入は窓口での手続きが必要
なので、こちらも忘れずにしておきましょう。

国民年金の変更手続き

離婚の際に、夫の職場の厚生年金に扶養
家族として入っていた場合には 、
離婚後には国民年金に入る必要があります。

但し、離婚後に就職していて厚生年金に
入っている場合は、必要ありません。

その他の各種変更手続き

銀行口座、クレジットカードなど

電気・水道・ガス・電話の変更手続き

郵便物の転送届
これらは転居先が決まってからになりま
すが、忘れずにやっておいてください。

以下は子供がいる場合の手続き一覧です。

この子供関連の手続きは、上記の一般的
手続きと並行して進めますが、
住民票や年金などの手続きが終わってからになります。

氏と戸籍の問題などがありますので、
そちらを事前に決めておかなければ
ならないからです。

子供がいる時の手続き
  1. 離婚前に自分と子供の氏と戸籍を決めておく
  2. 旧姓を使う場合:子の氏の変更許可の申し立て
  3. 婚姻時の姓を使う場合:子の氏の変更許可の申立て
  4. 児童手当の手続き
  5. ひとり親家庭の医療費助成
  6. 母子家庭のための住宅手当手続き
  7. 児童扶養手当の手続き

事前の各種手続きの確認と準備

これが一番大事です。

必要な書類などは、
離婚届提出前に取りそろえておきましょう。

特に法的な手続きの場合は、書式や書き
方なども厄介な場合が多いのです。

事前に確認して置かないと、いざとなっ
て書き方がわからず慌てることになります。

離婚前に自分と子供の氏と戸籍を決めておく

上記のように、氏と戸籍は自分自身と
子供の場合の双方を予め決めておかねばなりません。

この件は少し複雑なので、重複を承知の
上再度書いておきましょう。

自分の場合は、旧姓に戻るか婚姻時の
ままにするかのいずれかとなります。

親権が夫側の場合は、
氏と戸籍の変更は必要ありません。

旧姓を使う場合:子の氏の変更許可の申し立て

親権が妻側の場合で旧姓に戻っている時は、

子の氏の変更許可の申し立てを行う必要があります。

婚姻時の姓を使う場合:子の氏の変更許可の申立て

又、親権が妻側の場合で婚姻時の姓を使う場合も、
子の氏の変更許可の申立てが必要となります。

その理由は、離婚しても子供は婚姻中の
戸籍に残ったままなのです。

離婚しても子供の姓は変わりませんが、戸籍は別々になってしまいます。

その為の氏の変更許可の申立てなのです。

児童手当の手続き

児童手当は離婚後も継続して受けられま
すが、そのためには変更手続きが必要です。

住所や名前の他に入金口座の変更も必要
ですが、この
児童手当は世帯主の口座に振り込まれるシステムなので、変更が必要なのです。

ひとり親家庭の医療費助成

離婚してシングルマザーになると、子供
の医療費助成が受けられます。

又、子供だけでなく、その親も医療費の
助成を受けられる場合もあるそうです。

但し、ひとり親家庭の医療費助成は
各市町村によって申請書類が異なります
ので、事前に確認しておいてください。

母子家庭のための住宅手当手続き

これも市町村によって異なりますが、
母子家庭向けの住宅手当がある場合は、受けることができます。

これは家賃補助という形になるようですね。

児童扶養手当の手続き

児童扶養手当とは、母子家庭
(又は父子家庭)の

18歳未満の子供を対象に支給されるものです。

又、離婚してからと言って自動的に受け
られるものではなく、必ず申請が必要です。

申請先は各市区町村の役所となります。

尚、その額は親の収入額によっては(高額所得者など)
減額される場合もあります。

別れる前にするべきことは?

別れる前にするべきことは多数あります。

というか、離婚するには手続きよりも
こちらの方が重要でしょう。

手続きは取り決めに従って行えばそれで
済むことです。

しかし、事前の準備はそれによって
離婚の形態が変わったり、得られるお金が増減したりするからです。

  • 不貞などがある時は証拠の入手を考えておく
  • 慰謝料を請求するかどうか
  • 各種費用の分担や財産などの分与問題
  • 氏と戸籍の問題
  • 離婚後の住居や収入はどうするか
  • 各種助成金の下調べをする
  • 想定問答集を用意しておく

上記の要件はいずれ大事なことばかりで
すが、

特に不貞などがある時は証拠の入手を考えておくことは最重要です。

これは得られるお金に影響するだけでなく、
離婚の理由が相手に非がある
ことを世間に周知させることができるからです。

但し、この証拠とは法的にも有効なもの
ないと役に立ちません。

協議・調停・裁判、いずれの場合でも
このような有効な証拠があれば、必ず
有利になります。

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結び

離婚は男女どちらにとっても大変な
イベントですが、特に子連れの女性の
場合は人生最大の難関でしょう。

離婚がスムーズに行ったとしても、
子連れのシングルマザーに対する

世間の目はかなり厳しいものがあります。

再就職も前よりは条件の悪い場合が大半でしょう。

しかも、離婚時の手続きなどの煩わしさ
は、想像に絶するものがあります。

とはいえ、離婚を完遂するにはそれらを
全て乗り越えなければならないのです・・・

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