ストーカー

集団ストーカーへの解決の方法はどうするべき?事件になる前に解決させる!

集団ストーカーは、普通のストーカー事
件とはかなり違う様相があります。

それは、集団ストーカー行為が実際にあっ
たのか、あるいは被害者の被害妄想や想
像過多によるものなのか、判然としないという点です。

集団ストーカーの被害者のブログなどを
見ますと、なんとも言いようのないようなものが多いのです。

「神に祈って解決した」とか、「安倍総
理が統合失調症を隠蔽の為に作った」、
「被害者は悪魔への生贄」などがその代表例です。

これらは明らかに精神科医の領分に入るものでしょう。

とはいえ、少数ではありますが、実際に
集団ストーカー行為があったのでは、
と思われるケースもあります。

そこで今回は、集団ストーカーへの解決
の方法や、使われる手法などを考察していきます!

集団ストーカーへの解決の方法はどうする?

集団ストーカーの被害を受けていると思っ
た時、まずすべきことは被害状況の把握
と確認です。

受けた被害の一覧とその時の状況を、逐
一メモし、時系列順に並べ替えてみましょう。

そしてそれを見ながら、実際に集団ストー
カー行為の被害を受けていたのか、それ
とも被害妄想や想像過多に過ぎないのか判断しましょう。

そして、確実に集団ストーカー行為のも
の、自分の被害妄想によるもの、どちら
とも言えないものに区分けします。

これは最も重要ですが、最も困難な作業です。

しかし、被害の原因が外にあるのか内に
あるのかを確認しないと、対策も解決も
できません。

自分で判断できない場合は、確実に信頼
出来る友人や心理カウンセラーなどに、
メモを見せて相談しましょう。

これらの人々が確実に判断できるという
保証はありませんが、他人の目から見れ
ばこうなるということを知ることはできます。

さらに、そのメモをみて、証拠など自分
確認出来るものと、自分では不可能
なものを、区分けしましょう。

自分でできそうなものがあれば、それを
やってみるのもよいでしょう。

ただし、それが集団ストーカーによる
思われる場合は、やめておくべきです。

そのようなケースでの証拠集めなどには、
かなりの危険が伴うからです。

この証拠については、「自分はこう思う」
という立場ではなく、「誰が見ても客観
的に納得できる証拠」と考えてください。

つまりは「法的に有効な証拠」ということですね。

おそらくは、
自分でできることはそうない
ことがわかるでしょう。

この法的に有効な証拠を集めるまでは、
自分が集団ストーカー行為による被害
を受けていることは、他人には話さないようにします。

それは、集団ストーカーの最大の目的
が、被害者の社会的人間的信用を失わせる
ことにあるからです。

それを他人に話したりすれば、容易に信
じてもらえず、信用などがた落ちです。

つまり「この人はおかしい」、「妄想に
とりつかれている」と、周囲の人は考えるでしょう。

まんまと相手の思うつぼにはまってしまったわけです。

法的に有効な証拠を集め終わるまでは、
極力普段通りの生活を送るべきです。

そして、証拠を集めるのはプロである
探偵にまかせ、証拠が揃うまではじっと
我慢の子の生活を送りましょう。

証拠が揃えば、
警察に被害届を出し、告訴
という段取りになります。

事件になる前に解決させるには?

集団ストーカーの裁判例は、最近はかな
り増えていますが、それでも普通のス
トーカーのものより遙かに少ないようです。

その珍しい判例を以下にご紹介しましょう。

これは、ある会社の社員が起こしたもので、
会社側から嫌がらせなどの集団ストーカー
行為を受けた、という訴えです。

損害賠償請求事件

主   文

1 原告の請求をいずれも棄却する。

2 訴訟費用は原告の負担とする。

事実及び理由

第1 請求

1 被告は,原告に対し,嫌がらせ行為
に関する全容を書面にて明らかにせよ。

2 被告は,原告に対する今後全ての嫌
がらせ行為を即刻止めよ。

3 被告は,原告に対し,
金3000万円の支払をせよ。

第2 当事者の主張

1 請求原因
別紙「訴状」(写し)記載のとおり

2 請求原因に対する認否

被告が会社ぐるみで原告に対し嫌がら
せ行為を行ったことは否認する。

第3 当裁判所の判断 (要約)

1 原告の請求は,いずれも被告が会社
ぐるみで原告の主張する嫌がらせ行為を
行ったことを前提としているものである。

被告が会社ぐるみで原告の主張する
嫌がらせ行為を行ったことを認めるに足
りる証拠はない。

法律上,被告が原告に対して嫌がらせ行
為に関する全容を書面にて明らかにした
り,

被告が原告に対する今後全ての嫌がらせ
行為を止めたり,被告が原告に対し

3000万円を支払うべき義務の発生
原因事実を認めることはできない。

2 したがって,原告の請求はいずれも
理由がないからこれを棄却することとし,
主文のとおり判決する。

東京地方裁判所民事第31部

裁判官 阿閉正則

というわけで、この判決では
原告の敗訴となりました。

この判例だけで断定するわけではありま
せんが、他の例など見ても、集団ストー
カー行為は現実にはそれほど多数あるとは思えません。

その大半は、被害者の妄想によるものでしょう。

それが世間で騒がれている理由は、一つ
には集団ストーカー被害者(と名乗る
人々)のネット上での拡散によることにもあります。

ひとりがこんな被害を受けたと書くと、
他の人が「私も」「私も」と同調し、
どんどんと拡大していきます。

それに乗って書いている人が、実際に
そのような体験をしたという確証もない
のにです。

妄想の怖い所は、自分ではそれが妄想で
あると気がつくことが、滅多にないという点です。

どこまでも、その妄想を現実としてとらえているのです。

ですから、集団ストーカーを事件になる
前に解決するには、まず自分は妄想にと
らわれていないかを確認することでしょう。

そのためには、カウンセラーや医師
相談したりすることも必要だと思いますよ。

集団ストーカーの手法は?

それでは、集団ストーカーが使う手法に
は、どんなものがあるのでしょうか。

以下が彼らが使う手法の一覧です。

  1. ガスライティング
  2. ストリートシアター
  3. アンカリング
  4. コリジョンキャンペーン
  5. ノイズキャンペーン、その他の手法

ガスライティング

集団ストーカーの代表的手法です。

ガスライティングの目的は、被害者を
精神的に追いつめることです。

そのためには、事実でない情報の伝達や、
小さな嫌がらせを繰り返します。

その結果、被害者の精神状態は不安定に
なり、社会的信用を失うような言動をす
るようになってしまいます。

ガスライティングの実際の手口としては、

  • 職場や部屋の物の配置を移動させる
  • 椅子の高さを微妙に変化させておく
  • 被害者の周囲の物品を隠す
  • 自転車の駐車位置を移動させる

などがあります。

これによって被害者は、周囲がおかしい
のか自分の感覚がおかしいのかわからな
くなり、次第に精神的に破滅していくのです。

ストリートシアター

ストリートシアターとは、被害者の生活
空間で劇的な演技をし、それによってい
つも見張られていると、思い込ませるものです。

具体的な例としては、被害者の目の前で
喧嘩などをしたり、非日常的な行動をしたりします。

これが数ヵ月に一度ならたまたまで片付
けられますが、毎日のように起これば異常ですね。

その場所は、コンビニや駅前など、被害
者が日常よく行く場所が選ばれます。

アンカリング

アンカリングはストリートシアターと似ています。

日常的な出来事に対して異常な恐怖心や
興奮を覚え、普通の人とは全く異なる反
応を示すように条件付けするのが目的です。

外部の人から見れば、どうということの
ない出来事に、異常な反応を示す人は、
「この人は精神的に異常なのでは?」と思うでしょう。

それがアンカリングの真の目的なのです。

コリジョンキャンペーン

コリジョンとは「衝突」という意味です。

一種の進路妨害ですね。

コリジョンキャンペーンは、被害者の進
路を故意に妨害する集団ストーカー行為です。

たとえば、駅で並んでいる行列に割り込
んだり、目の前で急に立ち止まったり、
デモが被害者を理由もなく包囲したりします。

それが一度だけならた偶然起きたですみ
ますが、始終となると偶然ではすまされません。

しかし、被害者がそのことを他人に相談
すると、「そんなことはしょっちゅうあ
ることだ。あなたの被害妄想だ

とされてしまうのです。

それがコリジョンキャンペーンの目的です。

ノイズキャンペーン、その他の手法

集団ストーカーの手法には、上記以外にも多数あります。

ノイズキャンペーンとは、
被害者の周囲で絶えず何かの音を立てて、
被害者の精神をかき乱す行為です。

これにより、被害者は精神的な不安定
状態に追い込まれてしまいます。

マインドゲームとは、
ゲームや映画にあるような、
一見超自然的事象を発生させます。

これは被害者だけが感じられるように
演出されていますので、他人に話して
も相手にされません。

そしてやがて、周囲で起きること全てが、
それが全く通常のことでも、
被害と思い込むようになります。

結び

集団ストーカーの解決は、大変難しいのです。

その集団ストーカー行為が実際に行われ
ていたのか、それとも自分の被害妄想や
思い込みによるものなのか、それを判断しなければなりません。

それには、状況を逐一メモして一覧を作
り、それを見ながらよく考えてみます。

自分で判断できない場合は、確実に信頼
出来る友人や心理カウンセラーなどに、
相談しましょう。

集団ストーカー行為の手法には、
多数のバリエーションがあります。

それらが現実に行われていたのか、自分
妄想に過ぎないのかは、
簡単に判別することは困難です。

しかし、確率から見ると被害者が内包す
る原因によるものの方が、遙かに多いよ
うに見えますね。