ストーカー

ストーカーに効く言葉は?辞めてほしい人がするべき行動は?

女性から見ると、ストーカーは悪の権化
みたいなものです。

つきまといや無言電話、身勝手な手紙や
メールの連続、どれも辞めて欲しいもの
ばかりですね。

しかし、辞めてと言って素直に辞めるよ
うな人は、ストーカーにはなりません。

辞めないからストーカーなのです。

では、辞めてほしい人はどう行動したら
よいのでしょうか?

ストーカーに効く言葉はないものでしょうか?

今回は、そんなストーカー対策と、
ストーカーの心理などを調べてみました!

ストーカーに効く言葉とは?

ストーカーへの話し合い(メールや手紙
を含む)で、まず確認して置くことは、
相手のストーカーがどの段階にあるか、という点です。

段階とは、まだ初期のストーカー状態で、
話し合いの余地があるのか。

それとも重度のストーカー状態で、
つきまといや待ち伏せなどがあるのか、
ということですね。

これによって、こちらの対応も変わります。

相手のストーカーが初期状態にあるのな
ら、話す言葉は
「はっきりした拒絶の意志」です。

初期状態のストーカーは、現在の行動は
相手に迷惑をかけていない、或いは相手
が自分に気がある、と考えている場合が多いのです。

つまり、自分がやっていることが
「ストーカー行為」である、という
自覚がないのですね。

この状態ならば、はっきりした拒絶の意
志を示すことは、相手にストーカー行為
の自覚をうながすことになり、効果は期待できるでしょう。

  1. 相手の行為を自分はいやだと感じていること
  2. 不安や恐怖を感じていること
  3. あなたへの愛情はないこと

などを口頭、手紙、メールなどで、
はっきり伝えます。

勿論、この場合は相手の素性が判明して
いることが条件です。

最重要ポイントとして、この拒絶の言葉
を告げるのは、
相手の行為や態度が軽度である場合のみです。

軽度の場合の具体例としては、

  • 学校や職場で頻繁に話しかけられる
  • よく電話がくる(無言電話を除く)
  • ツイッター・ラインで何回も連絡が来る

などです。

相手のストーカー行為の段階が、

  • つきまといや待ち伏せをされた
  • 自宅の周りをいつも見張っている
  • 危険な発言がある
  • 乱暴な行動をされた

にある場合は、絶対にやってはいけません。

その兆候があるストーカーは、既に重度
の状態であり、非常に危険な存在になっ
ています。

また、相手のストーカーの言動が、上記
の軽度に該当する場合でも、あなた自身
少しでも恐怖を感じている場合は、拒絶の意志表示は危険です。

そのような場合は、極力相手との接触を
断ち、次項で説明する対策を講じるべきです。

辞めてほしい人がするべき行動は?

それでは、ストーカー行為を辞めてほし
い人がとるべき行動とは、どんなもので
しょうか?

  1. 防犯対策を徹底して行う
  2. 警察に被害届を出し、警告などをしてもらう
  3. ストーカー行為の証拠を集める

というものですが、この順序は前後してもかまいません。

防犯対策を徹底して行う

Woman being followed

まずは自分自身で、ストーカーへの
防犯対策を行いましょう。

対策としてはこのようなものがあります。

  1. 戸締まりを厳重に
  2. 鍵の交換
  3. ドアチェーンとドアスコープ設置
  4. 防犯カメラ設置
  5. 郵便受けを鍵付きにする
  6. ゴミには個人情報の書かれているものは入れない
  7. SNSやツイッターなどに注意
  8. 外出には防犯ベル必帯

自宅の防犯対策としては、二重鍵などの
戸締まりの強化、ドアスコープとドア
チェーンの併用などが効果があります。

防犯カメラは設置されているだけでも、
多くの犯罪者は敬遠します。

重要なのは、外出時の対策です。

防犯ブザーや催涙スプレーは、ストー
カー撃退にはかなりの効果があります。

また、セコムなどのセキュリティ会社
と契約するのも良いでしょう。

もう一つ、携帯にはワンタッチで110番
ができるよう、設定しておきましょう。

警察に被害届を出し、警告などをしてもらう

ストーカー規制法は2013年と2017年に大
幅に改正され、罰則も重くなりました。

それにともない、これまで腰が重かった
警察も、以前に比べれば積極的に動くよ
うになってきました。

これは警告通知や規制対象の拡大などの
ためでしょうね。

警察に相談する時は、このような点を相談しましょう。

  1. 被害届を出す;刑事告訴する
  2. ストーカーへの警告を求める
  3. ストーカーに住居を知られないようにする(住居の調査制限)
  4. 110番緊急通報登録システムへの登録
  5. 自宅周辺の見回り強化

1と2は説明の要はないでしょうが、住居
の調査制限とは、警察で
住民基本台帳の閲覧制限をして貰います。

これにより、ストーカーが住民基本台帳
から、あなたの住所を調べることができ
なくなります。

「110番緊急通報登録システムへの登録」
とは、ストーカー被害の状況を110番
画面にあらかじめ登録しておくことです。

これにより、ストーカーが近づいて来た
時などにも、いちいち状況を説明しなく
ても被害状況や住所などが画面上にすぐに通知されます。

それにより、警察官がすぐ急行してくれるのです。

ストーカー行為の証拠を集める

ストーカー行為の証拠を集めるのは、
警察が動くためには、ある程度の証拠
が必要だからです。

証拠として役に立つものは、このようなものです。

  1. ストーカーの写真・動画
  2. 拒絶した内容の記録(ボイスレコーダー、ラインなどなら通信履歴)
  3. ストーカーからの手紙や電話履歴、通信履歴
  4. 送られてきたもの、壊されたものなどの物的証拠
  5. 被害をメモした詳しい記録(手書きのメモでOK)

この中でも、写真や手紙、物的証拠が
揃っていると、警察が動く確率は高くなります。

とはいえ、写真などを自分でとるのは
危険が多すぎます。

このような時には、
探偵に依頼するのがベストでしょう。

探偵に依頼すれば、普通ではとても無理
な調査も、確実に実行してくれます。

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ストーカーのタイプ

ストーカーのタイプはいくつかに別れます。

  • 拒絶型
  • 憎悪型
  • 親密希求型
  • 無理解型

拒絶型

元カノや元妻から拒絶されたことで、
ストーカーとなるタイプです。

一番多いタイプですが、最初はよりを戻
すための行動をしますが、後には相手に
怒りをぶつけるようになって行きます。

このタイプは、傷害や殺人事件に発展す
危険性が一番高いと言われています。

憎悪型

全く知らない人にも恐怖や混乱を与える
ことを目的とするストーカーです。

通常はありえないようなささいな事で、
相手から被害をこうむったと思い込みます。

自分は被害者だから仕返しする権利があ
ると思い込み、ストーカー行為をするのです。

意外なことに、脅迫行為は行っても、
実際の暴力行為に迄及ぶことは、
比較的少ないと言われているのです。

親密希求型

一方的に自分の好意を押しつけて、
相手と相思相愛になることが目的です。

対象者を理想の相手と見なし、自分の孤
独感や窮状を救ってくるのは彼女しかい
ないという思い込みに囚われています。

相手には保護者的な愛情を求めているパ
ターンが多く、ストーキングを孤独感か
らの逃避手段として行っている傾向が強いのです。

無理解型

人格障害などの精神的な疾患が
原因のタイプです。

相手の立場や考えを全く理解することが
できず、自分の欲求だけを相手にぶつけてきます。

そのため、ストーカー行為には罪悪感は
なく、相手は自分の欲求に答えるのが
当然であると考えています。

この無理解型の怖い所は、相手がどんな
に嫌がろうが拒否しようと、まったく気
にしない所です。

これは怖いですね。

結び

ストーカーに効く言葉は、相手のストー
カー段階が軽度の場合は、
はっきりと拒絶することです。

しかし、ストーカー行為がつきまといや
待ち伏せにまで発展している場合は、
これは非常に危険です。

その場合は、できるだけ早く警察への届出
や防犯対策の強化、証拠集めのための
探偵に依頼などの対策をするべきでしょう。

ストーカーのタイプにも、暴力行為に及
ぶ可能性が高い拒絶型や、比較的低い
憎悪型など色々とあります。

また、ストーカー行為の段階(初期、
中期など)によっても危険度は違ってきます。

相手の状態が中期以降の場合や、危険度
の高いタイプの場合は、警察への告訴や
引越なども考えなければなりません。