探偵

尾行のコツを探偵に聞いてみた!素人でも出来るようになる!

不倫や浮氣などではまずその事実を確認
しなければなりません。

その確認のために行うのが尾行です。

尾行とは対象者の後をつけ、その

行動や目的地などを突き止めるのが目的です。

尾行する際の絶対的な条件としては、

相手に気づかれないことと、見失わない

ことです。

素人の方がよくやる失敗は、時として
浮氣調査には致命的なダメージを与えます。

それはプロである探偵には許されません。

尾行では

徒歩の場合、車両の場合、自転車やバイクの場合

と、それぞれ異なる注意が必要です。

そこでどうすれば

相手に気づかれず見失わない尾行ができるか

を紹介しましょう。

尾行のコツや注意点は?

尾行の場合、素人が行うのはリスクが高
いのです。

その理由は、

  • 見失いやすい
  • 相手に気づかれれば完全に失敗となる
  • 事故やトラブルに遭遇する可能性がある
  • 通報される恐れがある

などからです。

プロの探偵に依頼した場合に成功率が
高いのは、このような理由からなのです。

  • 常に複数人体制で尾行する
  • 日頃のトレーニングで自然で的確な動作ができる
  • 各種のハイテク装備をしている
  • 事前の徹底的な調査で相手の行動パターンを把握している
  • 犯罪に関係すると思われるような品物は携行しない

尾行には、充分な体力と気力が必要です。

雨が降ろうと雪が降ろうと、体調が悪か
ろうと、相手には関係ありません。

どんな状態でも相手を見失うことは許されないのです。

厳寒の早朝でも、36度の酷暑の真昼でも、
数時間にわたって相手の後をつける。

尾行の経験もなく、トレーニングもしたことがない素人が、そのようなことが可能でしょうか?

それでは以下に徒歩、車両、自転車やバ
イクなど別に、尾行の方法を紹介していきます。

徒歩での尾行

徒歩での尾行は、尾行の基本です。

相手が徒歩の場合はこちらも徒歩で
尾行することになります。

相手がバスや電車に乗る時には、

こちらも同じ車両に乗り込みます。

これは船や飛行機でも同じです。

タクシーに乗ったら?

こちらも別のタクシーを捕まえ、
例の言葉を使うことになりますね。

「前の車を追ってくれ!」

この言葉、こんな時でもないと使い道がありません。

遠慮無く使ってください。

徒歩の場合は車の時より、尾行はばれにくいのです。

理由は簡単で、

人間の頭にはミラーはついていません。

尾行で最も大事な点は、

相手と的確な距離を保つ

ということです。

それではシチュエーションごとの行動と
対応を見てみましょう。

これらをマスターすれば、素人でも尾行ができます!

服装はTPO

尾行の際の服装は、その場所にとけこむ
ような目立たないものを選びます。

オフィス街ならば地味なスーツでネクタ
イを締め、繁華街ならラフ目の軽装となります。

マスク+サングラスは避けた方が無難です。

変装してますよ!と宣言している
ようなものですからね。

尾行の時には、ずっと同じ人がついてく
ると怪しまれます。

プロの探偵は複数名が時々交替したりし
て同じ人間と思われないようにします。

しかし、素人の場合は複数名の尾行は
無理なので、交替以外の方法を考えなければなりません、

その時は同じ人間と思われないように、
バーシブルの上着など用意するとよいでしょう。

靴はラバー底のものが靴音が響きません。

又相手と面識がある場合、つまり自分で
浮氣の相手を尾行する場合は尾行は難し
いです。、

普段メガネの人はコンタクトレンズ

を使えばそれだけで印象は随分違います。

逆の場合も同じです。

相手との距離

相手との距離も重要です。

基本的には

人混みでは近寄り、人の少ない場所では離れる

ということになります。

人混みで怖いのは、人混みに紛れて
失尾する(相手を見失う)ことです。

そのため相手にはかなり接近することに
なりますが、通常は

人一人又は二人を間に挟むということになります。

人の少ない場所ではやや間隔を開けます。

できれば、相手との間に数人は挟みた
いものです。

ごく人通りが少ない場合は、

道路の反対側を歩けば

相手には見つかりにくくなります

但し、その時は交差点では要注意です。

相手が右折左折した場合には、こちらも
同じ方向に進みますが、信号が赤という
こともありえます。

その場合は車の往来に注意しつつ

信号無視で進むしかありません。

急に振り返った場合

立ち止まったり向きを変えたりすれば、
たちまち怪しまれます。

素知らぬ顔で、

そのままの速度と方向を維持し、視線を合わさない

ようにします。

電車やバスに乗る場合

相手が切符を買う時には、できればすぐ
後に並んで金額を確認します。

それにより

おおよその降車駅が確認できるからです。

電車の場合は相手と同じドアではなく、
別のドアから乗車します。

そして席は相手の後になる位置を選びます。

タクシーに乗る場合

路上の場合は、相手が車道上に出て車の
来る方向を見たりして、タクシーを待つ
そぶりを見せたら、直ちに車の来る方向に向かいます。

相手が車を拾う前にタクシーを確保する
ためです。

駅などのタクシー乗り場では、ベストの
方法は相手がタクシー乗り場に向かった
ら、相手の前に並んでしまうことです。

しかし、いつもそううまくいくとは限りません。

相手が先に並んだ時は、その直後に並びます。

この場合は決して相手の顔は見ず、
普通のタクシー待ちの客に徹します。

車両での尾行

基本的に複数台の車両と複数名の調査員
の組合せになります。

調査員は、1名は車両の運転に専念し、
もう一人が撮影や監視などを受け持ちます。

車両は黒や紺、グレーなどの目立たない色で、

車種も最も多数売れている平凡な車種になります。

もちろん、目立たないためです。

このあたりは徒歩尾行の服装とおなじですね。

但し、窓にはスモークフィルムを貼ったり、
カーテンの隙間に隠しカメラを設置
したり、時にはクリーニング店のシールを貼ったりすることもあります。

又、混雑が予想される場合は、車1台+
バイク1台の組合せも有効です。

相手の車との間隔は、あまり近寄ると
相手にあおりと間違えられたりするの
で、数台の車を間に挟みます。

この距離も、

混雑時は近めに、すいている時は遠目に

とるのは、徒歩の場合と同じです。

車両の位置は相手の左後が理想で、
白バイさんなどもこの位置で追尾しますね。

勿論対面2車線などの狭い道では、この
位置はとれませんので、同一車線の後
ということになります。

車両での尾行では、相手がまっすぐに
一定の速度で走っている間は、失尾は
まずありません。

危険なのは、相手が曲がったり停止したりした時です。

そのためには信号が近づいたら、歩行者
用信号に注意し、点滅し始めたら

相手との距離をつめすぐに対応できるようにします。

その他の注意点としては

  • 相手の車線変更にはすぐに合わせない
  • 急停車や急加速などの目立つ行動をしない
  • 相手の車のミラーは見ないようにする
  • 相手が路側によって停止してもすぐには停車せず、暫く進んでから停止する

などです。

相手の車のミラーを見ないようにするの
は、目線が会わないようにするためです。

また、それまで直進していた相手の車が、
突然左折右折を繰り返したら、

その尾行は失敗です。

相手が尾行に気がついたか、警戒を
し始めたかのどちらかだからです。

その場合は車両を変えるか、

今回の尾行は断念するかしかありません。

車両での尾行で、徒歩の尾行とは決定的
に違うのは、相手には

ルームミラーやサイドミラーなどがついていることです。

しかも、事故防止のため、相手は始終
そのミラーを注意しています。

つまり、後をいつも見ているということですね。

そのため、車両での尾行は徒歩の場合
より、難易度は格段に高くなります。

又、時には赤信号を無視して進行したり、
急激な車線変更や割り込みなどをせざる
を得ない場合もあります。

そのため、危険度も高く、車両の運転技
術も非常に高いものが要求されます。

もし、複数台の車両と人員が用意できな
ければ、車両での尾行はやめた方がよいでしょう。

ということで、車両での尾行は素人には
まず無理かと思われます。

自転車・バイクでの尾行

自転車やバイクににる尾行のメリットは、

小回りがきき、交通渋滞などでも移動が可能

という点にあります。

ぎっしり詰まった渋滞でも、車の間をす
り抜けて通過できますし、

自転車なら持ち上げてすいたところまで運ぶということもできます。

そのため、多くの探偵社が尾行用として
自転車やバイクを導入しているのです。

バイクは車両と組み合わせると特に威力
を発揮します。

車両で尾行中に交通渋滞に会うとか、
相手が不審感を持ったりした場合は、

バイクに切り換えればそのまま尾行を継続できます。

自転車の場合は速度的に相手の車両を
追尾することは難しいのが難ですね。

自転車やバイクでの難点としては、乗った
ままでの写真撮影が難しいということもあります。

これを解決するためのカメラ取り付け装
置もありますが、これを使うといかにも

尾行という感じがして、目立ちやすいという難点もあります。

自転車の場合は、速度が遅いという点も
あり、どちらかというとサブ的な使い方になります。

結び

尾行の手段としては、徒歩、車両、
自転車やバイクが主なものです。

それぞれ一長一短がありますが、この内

車両は複数台の車両にそれぞれ複数名の調査員

が必要ですので、素人には無理かと思われます。

又、自転車やバイクはどちらかというと
サブ的手段で、車両との組合せになります。

というわけで、素人でもできる尾行手段

としては、

徒歩が一番ということですね。

徒歩の場合でも、相手に気づかれない、
見失わないの2点は絶対的な条件です。

見失った場合は次の機会もありますが、
相手に気づかれれば

浮氣の調査自体がそれでおしまいです。

一度でも尾行に気づかれば、たとえプロ
の探偵がその後を引き継いでも、

調査自体が非常に困難になり、費用と時間もかかります。

ならば最初からプロに任せた方が確実かと思いますよ。