いじめというのは今でも
ずっと行われている
社会問題です！
しかし、多くの人が勘違いしている点が
あります。
それはいじめ問題というのが
「今」
の問題だと思っていることです。
しかし、いじめの被害者からすれば
いじめ問題というのは、
一生の問題となります。
今回はいじめ被害者が心に抱える
「いじめ後遺症」
について紹介していきます！
いじめ後遺症とは？
いじめ後遺症とは簡単にいうと、
いじめられていた記憶が鮮明に残り
生きづらさを感じている事を指します。
いじめ後遺症の症状の例としては、
- 人づきあいが苦手
- 集団行動が苦手
- いじめられたことがフラッシュバックする
- 鬱になりやすい
- 人間不信
- 精神過敏
- PTSDになる
などがいじめ後遺症の症状といえます。
ここで問題なのがこれらの事を
いじめられた被害者は、
「自分の性格である」
と納得してしまう所にあります。
そんな昔の事！
なんて流すことは出来ないのです。
さらにはもっと人生に関わる
悪影響も多くあります。
では紹介していきます！
犯罪率が高くなる傾向がある
いじめられている時の気持ちが
心的ストレスとして
蓄積されることにより、
犯罪を犯してしまう可能性が高くなるそうです。
自分は他人に認められていない
自分は必要ないんだ
こんなつらい気持ちを他人に味わせる
という所から成人になってからの
犯罪率が上がるそうです。
性的犯罪の増加
今でも、幼い子供を狙った
性犯罪というのは行われています。
しかし、この加害者などは、
被害者女性と同じ年の頃に
いじめられていた！
という統計学的になんと
４０％に及ぶそうです。
犯罪を起こす理由としては
自分をいじめていた子達に復讐
という意味のようです。
それだけ子供の頃に植え付けられた
いじめられた記憶が
残っているという事ですね。
自殺率の上昇
今でもたくさんの人が自殺を
している事実があります！
出典元 警察庁
自殺している総数は少なくなっている
のですが過去にいじめられていたという
比率は高くなっているのです。
原因といたしましては、
もし自分にとって耐えがたい事が
あったとしましょう。
その時に子供の頃にいじめられていた
記憶が呼び起こされ、
- 誰も助けてくれない
- 誰も自分を見てくれない
という気持ちになって、
自殺願望が止められなくなるのです。
あるイギリスの研究で、
自殺したいと真剣に考えたことがある
というアンケートを取りました。
なんとそこから出されたのは
真剣に自殺を考えたことある人の中で
過去にいじめられた経験がある。
という人が３分２にも及んだのです。
それだけ幼少のいじめられた記憶は
残ってしまう物なのです。
離職率の上昇
いじめというのは人との関りについて
大きくかかわっています！
最初に話した通り、
いじめ後遺症の症例にある中で
人づきあいがしんどくなる。
というのを紹介したと思います。
会社というのはいろいろな人づきあいを
しなくてはいけません。
それが出来なくなってしまうと
もちろん会社を辞める！
という選択になるのも不思議ではありません。
アンケートによりますと、
将来的な離職率はなんと
いじめられた事がある人は３倍に及ぶようです。
最後に
今回はいじめ後遺症から起こり得る
問題を紹介してきました。
もしあなたの子供がいじめられてるかも
と思った時には、必ずあなたが
手を差し伸べるようにしましょう！
こちらの方にあなたが出来ることを
紹介していますので合わせて
読むようにしてください♪
