色々なことを考えさんざん悩んだ挙げ句に
離婚
という結論に達したら、それは確かに不幸なことではあります。
しかし、既に離婚の決意が固まっている
のなら、それを蒸し返して考え直したり
すれば、更に不幸な結果になるでしょう。
ならば進む道はただ一つ、
いつどのようなタイミングで相手に切り出すか
を決めることだけです。
今回は、離婚の切り出し方のベストな
タイミングと、その前に準備しておく
べきことを検証していきます！
Contents
離婚を切り出す前に準備しておくことは？
それでは順序として、まず離婚を切り出
す前に準備しておくことを考えてみましょう。
離婚の準備には、
精神的なものと物質的なものがあります。
しかし、これは一つの事柄でも精神・
物質の両面の要素がある場合が多いの
で、ここでは一つにまとめて書いていきます。
- 離婚の切り出し方
- 不貞などがある時は証拠の入手を考えておく
- 慰謝料を請求するかどうか
- 各種費用の分担や財産などの分与問題
- 氏と戸籍の問題
- 想定問答集を用意しておく
- 離婚後の住居や収入はどうするか
- 各種助成金の下調べをする
離婚の切り出し方のタイミングと
シチュエーションについては、
次項で書きますのでここでは省略します。
相手の不貞
相手に不貞などが考えられる場合は、
証拠の入手
が絶対に必要です。
有効な証拠がなければ、調停や裁判で
勝つことはできません。
この証拠は、離婚話をする前から周到に
用意して集めておかなければなりません。
逆に言えば不貞の証拠さえ入手できれば、
離婚などしようと思う時にいつでもできます。
それに高額の慰謝料をふんだくることもできるのです。
更には証拠の話をちらつかせて、相手の
反省を呼び起こし、行状を改めさせるこ
とさえできるかも知れませんよ。
いかに証拠が大事かとということですね。
証拠を自分で入手することが難しければ
私立探偵などの専門家に依頼する
という手もあります。
自分で裁判で使うための証拠を掴むのは
正直難しいのです！
ですのでまずは探偵に無料相談を
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探偵というのは頼むのは
ほとんど初めての人が多いので
比較しようにも比較できません。
さらには探偵というのは
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又、このような場合には、
慰謝料は請求するのか
も心に決めておきましょう。
更には離婚協議書や公正証書を作成する
のかも、あらかじめ想定しておきます。
金銭面
又、金銭的な面では、
婚姻費用など各種費用の分担や財産などの分与問題
も、事前に考えを纏めておきます。
氏と戸籍
氏と戸籍の問題は、子供がいなければ
特に考える必要もないでしょう。
しかし、子供がいる場合は注意が必要です。
女性の場合は、離婚後には旧姓に戻るこ
とが多いので、子供と氏が違うことになります。
そのため
戸籍の変更の届出をすることが必要になります。
想定問答集
又、あらかじめ想定問答集を用意して
おくことも必要です。
これは要するに
相手がこう言ったらこう答える
という問答集ですね。
これを用意しておかないと、いざ離婚の
話となって、相手のつっこみに答えられ
ず、へどもどするということになりかねません。
自分でこの問答集を考えられない場合は
弁護士や司法書士に相談するのもよいでしょう。
但し、当然費用はかかりますが、相談だけ
なら、10万円以下で済むでしょう。
勿論、裁判や調停などになれば、その数倍はかかります。
住居と収入の確保
最後になりましたが、離婚前の準備で
最重要なことは住居と収入を確保しておく
ことです。
特に女性の場合はこれが確保できそうも
ない時は、離婚そのものを考え直した方
がよいかもしれません。
その位重要な問題なのです。
女性の場合は、結婚前についていた
職場にそのまま復帰することはかなり困難です。
同じ職場でなくても同種の仕事につく
ことさえ難しい場合が多いようです。
前よりもかなり条件の悪い仕事が得られ
れば運がよいと考えてもよいでしょう。
このあたりは事前に十分に考え、
当座の費用だけでもへそくりを作っておくなど
用意をしておく必要があります。
各種助成金
また、そのためには各種助成金の下調べも必要でしょう。
離婚した子持ちの女性は各種の助成金
などを受けることができます。
その助成金などには以下のようなものがあります。
- 児童扶養手当
- 児童手当
- 児童育成手当
- 国民健康保険の免除
- 国民年金の免除
- 母子家庭等の住宅手当
- 生活保護
これらの助成金が全て受けられるとは
限りませんが、事前に調べておくこと
は絶対に必要でしょう。
また、上記の助成金には男性の場合でも
受けられるものもあります。
離婚の費用の概算としては、
およそ100万円
は必要と言われています。
これは引越や弁護士・司法書士との相談
などの各種費用です。
但し、私立探偵などに依頼した場合には
これよりずっと多く必要になるでしょう。
このように、離婚には充分な事前の準備
が必要です。
間違っても「思い立ったら吉日」などと
準備不足の状態で離婚を切り出さない
でくださいね。
良く言われることですが、離婚話をする
のは、最低でも離婚を決意した日から
半年は必要です。
上に書いたような準備を整えるには
半年でも少ないかも知れませんよ。
離婚の準備についてはこちらの記事にも
書いていますので、ご参考まで、
離婚については、こちらの記事もどうぞ！
離婚を決意したあなたに送る！離婚を実行に移す前にするべき事は？
離婚を切り出すベストなタイミングはいつ？
離婚を切り出すベストなタイミングとし
ては、以下のようなものが考えられます。
但し、重要な事は、実際に離婚を切り出
すのは以下のような事例
発生した時点でなく、それによる離婚の準備が整った時です。
前項で書いたように、離婚の準備には
かなりの時間がかかります。
その準備が整わない間は、ひたすら準備
に専念すべきでしょう。
離婚の際の状況としては
このようなものが考えられます。
- 不貞な行為があった時
- 暴力やモラハラがあった時
- 悪意で遺棄された時
- 性格の不一致が続いた時
- 借金の発覚や浪費があった時
- 家庭のことに非協力的な態度が続いた時
くどいようですが、上記の事案が発生し
た時点で直ちに離婚を切り出しても、
まず100%うまくいきません。
そのような状態が発生した時点では、
相手に対して冷静に話すというのは
困難というより無理でしょう。
それは相手も同様で、結果として売り
言葉に買い言葉、
罵りあいになってしまいます。
それでうまく話が進むはずがありません。
それにもし仮に離婚はできたとしても、
預金もほとんどゼロの状態では
その日からの生活にもこまります。
もっともこれは特に女性の場合に言える
ことで、男性の場合にはあてはまらないでしょうが。
このように離婚を切り出すベストなタイ
ミングとは、個々の理由とは関係なく、
離婚の準備が整った時です。
- 離婚の準備が整った後
- 落ちついて話せる場所と時間を選び
- 相手の精神状態が平穏である時を見計らい
- 冷静に論理的に離婚の話を進める
という段取りになります。
尚、離婚を切り出したものの、後になっ
て後悔する事例をリストにしてみました。
- 離婚後の生活設計ができていなかった
- 子供への悪影響を考慮しなかった
- 財産を持ち逃げされてしまった
- 有利になる証拠がない
- 離婚協議が長引いて生活に困る
- 離婚後に破産に追い込まれた
- 裁判に発展してしまった
- 隠し財産の存在が明らかになってしまった
「こうしておけば良かったのに･･･」
とならないように、参考にしていただければ幸いです。
結び
離婚という事態は不幸なことですが、
もっと不幸なのは離婚話のタイミングと
シチュエーションを誤った時です。
そんな場合には夫婦の間柄は更にこじれ
まともに話すことさえできなくなってしまいます。
そのようなことにならないように、前準
備は周到にし、
証拠が必要なら確実に入手して、準備万端整えるべきです。
記事の中でも紹介しましたが
証拠を掴むためには探偵がオススメです！
こちらの方では私の実体験として
探偵にお願いして実際に慰謝料をもらった
という体験談を書いています。
離婚したいと思ってから、１年間我慢した私の生活は地獄でした.
実際の離婚話はその準備が整えば、
いつでもできます。
とはいえ、最良の道はそんな準備さえ
しなくてよい状態にするということでしょうね。
証拠がない場合は
まずは気楽に無料相談してみるのも
一つの手ではありますよ！
